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Title Title:
面外曲げ応力とせん断応力による疲労き裂の進展性状
Degree: Degree:
Master
Date of Bachelor's Degree Date:
2020.03
Summary Abstract:
面外曲げ応力とせん断応力が繰返し作用する疲労き裂では,き裂が板厚方向のみでなく主板長手方向に湾曲して進展することがある.このときのき裂の進展挙動には,き裂が主に板厚方向に進展し背面に貫通するケース,ある程度板厚方向に進展した後に主板長手方向に湾曲し板厚内部で停留するケース,き裂が板厚方向および水平方向に進展した後に背面から新たなき裂が発生して破断するケースといった3種類のケースが見られる.本研究では,鋼板を対象に,発生した表面き裂に対して,溶接継手の構造寸法や作用応力からき裂の進展挙動を推定する手法を板曲げ疲労試験とき裂進展解析から検討した.さらにパラメトリック解析を行うことで,初期条件からき裂の進展性状を分類する手法を構築した.面外ガセット溶接継手についても同様の手法を適用できるか検討した.
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